本年も後少しで終わろうとしています。

当事務所にとって本年は、とても大変な一年でした。

来年も宜しくお願いいたします。

差し当たって当事務所が越年で対応しなければならない問題の一つに次のような問題があります。

取り外すしかない増築工事に関する問題

当事務所は、建築問題も主な取扱テーマとしています。

近時、リフォーム工事の工事代金請求事件において、専門委員の先生が増築部分が違法で補修が不可能とされている事案がありました。

増築工事をした場合にその増築部分が補修不可能とされた場合、建物の所有者は、どうしたら良いのでしょうか？

仮に増築工事の工事代金を支払わないとされたとしても、違法な増築部分は、建物にそのまま残ってしまいます。

そのような業者と契約したのが間違いだったでは済まされません。裁判所を介しての妥当な解決が望まれます。

当事務所は、来年度も皆様のお役に立てる事務所でありたいと思います。