COLUMN弁護士コラム

2019.09.25

免震ゴムの性能偽装事件訴訟を担当して

当事務所は、現在免震ゴム及び免震用オイルダンバーの性能偽装による損害賠償請求事件を担当しています。
 
この事件処理の中で強く感じている事は、大企業の中には社会の正義は、自らが行う事だと勘違いしている会社があるのではないかという事です。

何故なら、当事務所の担当する本件免震構造が売物のマンションは、免震ゴムと免震用オイルダンバーによって免震構造が構成されています。当事務所は、その何れにも性能偽装があるという事が偶然と言えるのだろうかと考えています。

要するに、免震構造に関わる大企業が性能を偽ることを悪だと 考えずに売れば良いという売上優先主義・利益優先主義だからこの様な結果が生じたと考えています。
 
問題は、平然と一般市民の信頼を裏切る大企業のコンプライアンスであると考えられます。

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