COLUMN弁護士コラム

2015.04.22

「ゴーギャンの妻」

私は、比較的本を読まない方であると思っている。
少ない読書歴でも心に残るものがある。

 

「月と6ペンス」でモームが描いたゴーギャンについては、
あまり記憶がない。
ただ、タヒチに渡ったゴーギャンを見送る妻が、
彼が女に走ったのであれば、必ず自分に戻ってくるが、
彼はそうではないから自分には戻ることはない。
と、言って街並みに消えて行ったというフレーズが残っている。

 

なかなかの言葉であると思う。

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